紅葉の白山(大白川)ハイキング

【報 告 者】キーボウ
【日   時】2012年10月2日(火)~3日(水)
【参 加 者】キーボウ(単独)
【コースタイム】
2日;岐阜市内(8:00)–大白川登山口(10:00/10:33)–大倉避難小屋(12:30)–室堂(14:12)
3日;室堂(4:40)–白山;御前峰(5:13/6:05)–室堂(6:20/7:05)–大白川登山口(9:40)

紅葉の白山.jpg
【平瀬道から白山を望む】


 岐阜での国体は成女・成男とも9月30日のボルダー、10月1日のリード予選で終わりました。
 2日の朝、岐阜市内でレンタカーを借りました。1人なので、軽自動車としました。ETCもナビも付いて二日間で10,000円は安い。各務原ICで東海北陸自動車道に乗る。荘川ICで降りて御母衣湖の左岸沿いに国道156号線を北上する。御母衣ダムを過ぎるとすぐに左折し県道451号線を大白川登山口に向かった。2時間(131km)で到着。早速、登山準備。
 登山口には立派な避難小屋がある。ここの標高は1250m、室堂の標高は2450m。6.9kmの距離、1200mの標高差を登ることになる。早速登山開始。広葉樹林帯の快適な登山道だ。徐々に徐々に高度を稼ぎ、やがて大倉山の標識、すぐ先には立派な避難小屋がある。天候は曇り、標高の高いところは雲の中だ。標高2000mを過ぎると付近の紅葉が目立って来る。右手奥に白山の頂上が見えるはずだが雲の中だ。右手にカンクラ雪渓(実際には雪は残っていない)の標識を望み、さらに登り続けると樹高が低くなり、這松が中心の植生となる。這松の緑の中に広がる赤や黄の葉が美しい。やがて、左手に展望歩道への分岐を分けるとそこには広々とした高原台地が広がり、すぐに室堂が見えてくる。

室堂が見えてきた.jpg

15時到着の予定だったが1時間近く早目に到着した。ここで、宿泊の受付をする。今夜の宿泊客は15人くらいか?平日の登山のため皆、リタイア組のように見える。外気温は10℃程度か結構寒い。美味しい夕食を食べ、少しばかり日本酒を飲んで早々に就寝。
 翌朝は山頂から日の出が拝めるのではと思い、暗いうちに山頂に向かう。気温は5度くらいか、結構寒い。40分あまりで御前峰(2702m)に到着。日の出には間がありそうなので珈琲を沸かして待つ。日の出の時間になったが、真東の乗鞍岳周辺は雲の中。わずかな隙間から少しだけ明るい光を拝めることができたのみだった。
 御池巡りは止めてそのまま下山。室堂で朝飯を食べ、7時過ぎには帰途に着いた。南側の別山(2399m)の山肌が赤く染まっている。帰りは同じルートなので一気に大白川登山口に帰着。
 初の白山は本当に良い山でした。全て満足満足。帰りは平瀬温泉の共同浴場でと思いましたが定休日でした。近くの「くろゆり荘」という旅館で温泉に入ることが出来ました。平瀬温泉は源泉が90度以上とのこと、薄め切れずに随分熱かったですが気持ち良い温泉でした。
 この後は、往路を一気に岐阜まで戻りました。
では、

白山山頂にて.jpg
白山-平瀬道.jpg
【ルート図】